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歯垢と歯石って?2023/10/23 (月)

歯医者さんで耳にする、歯垢(しこう)と 歯石(しせき)

改めて、どういったものかご存知ですか?

今回はその二つについて書かせていただきます。

『歯垢(プラーク)』

別名プラークとも呼ばれており

口の中の細菌が増殖したもので、1gには1000億以上もの細菌が潜んでいます。

歯垢(プラーク)は虫歯や歯周病の原因の一つでもあります。

時々間違われますが食べかすではなく細菌の塊なのです。

ではどこに付きやすいか確認してみましょう。

以下イラストの青い部分になります。

↑ 歯と歯茎の境目、 歯と歯の間
↑ 歯と歯茎の境目、 噛む面の溝

見た目は白くネバネバしており、歯に強く付いているため口をゆすぐだけでは落ちないのです。

そのため、日頃から丁寧に歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどで除去しなければなりません。

上のイラストでは分かりやすいように青く印してますが

実際は歯の色に似ており、よく見ないと気づかない方が多いのです。

さらに歯磨きが苦手な方は、歯茎の中にも歯垢(プラーク)があることも…

歯茎の中まではなかなか取りづらいため、歯医者さんで歯のクリーニングが必要です。

『 歯石(しせき) 』

歯石は、歯垢(プラーク)に唾液やカルシウムが付き石灰化したものになります。

表面がザラザラしており、その上からさらに歯垢(プラーク)が付きやすく

長期間取り除かないと歯石の範囲は広くなっていきます。

主に唾液が出てくる付近が、歯石の付きやすいところです。

以下イラストの黄色い部分になります。

↑ 上の歯 頬側の奥歯付近
↑ 下の歯 内側(舌側)付近

石灰化し硬くなった歯石は、歯磨きでは取れないため

歯医者さんで専用の機械を使用し除去する必要があります。

近頃では、百均やドラッグストア、通販サイトで鋭利な歯石取り器具が売られていますが…

正しい使い方や知識がないにもかかわらず、使ってしまうと

歯や歯茎を傷つけてしまう原因になります。

ですから絶対にご自分で歯石を取ろうとしないで下さい。

まとめ

今回、歯垢(プラーク)と歯石について簡単にまとめてみました。

これらを放置すると歯肉炎歯周炎になってしまいます。

そうならないために、まずは日々の歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかり落としていきましょう。

大人も子供も、ブラシが歯に当たっていることを鏡で確認しながら磨くのがポイントです!

最近朝晩冷え込んできましたね。皆さま体調を崩されませんようお気をつけください。

閲覧いただきありがとうございました。

歯科衛生士のY(わい)が担当いたしました。

出典:(株)コムネット :歯科素材.com